インドのバラナシで因果応報を実感した
どうも、まおです!
今回は牛のせいで渋滞が起こる街、バラナシでの出来事を書いていきたいと思います!
ここバラナシは、聖なる川であるガンジス川のほとりに面し、古くからヒンドゥー教徒にとって聖地とされてきたそうです。
瞑想を終えて、バラナシに列車で移動。
着いてみてびっくり...!
空気汚ない!!
道路はゴミと牛のフンだらけ!!
牛邪魔!!!
↑宿への小道を牛にふさがれて進めません。さあ、あなたならどうやって進む??
(・・・正解は・・・
「右の段差のわずかなスペースにジャンプする」でした!)
道路に信号機なんてもちろんないし、牛がいるわ、犬は死んだように道路で転がって寝てるわ、、こんなのでどうやって車が通れるんだ!?...と思うんですけど、
インド人はみんなクラクションをガンガン鳴らしながら器用に道をすり抜けていきます。
こんなカオスがこの人たちにとっては日常なのか...!とカルチャーショックを受けました。。。
足元に気をつけて歩いていないと、すぐに牛のフンをフンでしまうので要注意。
(僕は初日に何も考えずに歩いていたら、見事に立派な牛のフンを踏んづけて、すってんころりん。両手もフンで汚れてしまい、意気消沈しました。。)
夕暮れ頃、ガンジス川のボートツアーに。
インドでは人が亡くなると、車で運ばれてガンジス川の河原で火葬されます。
遺体は薪でできた担架にくくりつけたまま火葬され、その遺灰はそのままガンジス川に流されます。
バラナシの河原には上流階級用の火葬場と、下流階級用の火葬場の二つがあって、上流階級のところで火葬されるには1万円くらいかかるそうです。
ボートに一緒に乗っていたインド人は「僕の祖父も曽祖父もあそこ(上流階級用の火葬場)で火葬された。僕も死んだらあそこで火葬されたい。」と言っていました。
一方では死者の遺体が流れている川で、普通に子供達がはしゃぎながら川遊びしているのを見ると、インドの生と死の近さを感じました。
翌朝、謎の使命感にかられて早起きしてガンジス川で沐浴をしに行くことに!
ガンジス川は世界で5つの指に入るほど汚いことで有名!バラナシ付近の大腸菌濃度は基準の数十倍もあるそうです。。(沐浴した後調べて青冷めた)
遺灰はもちろん、下水が処理不十分なまま流れ込んでるし、人口増加に伴って水質汚染が激しいそうです。
僕は中国で生まれ育ったし、胃腸も強いはず!なんとなく俺なら行ける気がする!...ということで
いざ沐浴!
ガンジス川に向かって最初の1歩を水に入れた時..
つるっ
はい。滑って派手に入水しました。
いや、底がありえないくらいヌメヌメしてたんですよ。多分なんかゴミとか汚い生活排水とかが川底にこびりついてるんですかね。見事に滑りました。
絶対に口とか鼻に水が入らないようにしよう!って思ってたのにこれ入ったよね。。
気を取り直して、沐浴。頭まで3回浸かりました。
沐浴の後は、日の出と戯れる写真を撮ってもらいました。
この後、速攻でホテルに戻ってシャワーで入念に体を洗いました。
沐浴から3日後・・・
見事に下痢になりました。
ネパールの医者に見てもらったら寄生虫だったみたいです。
その後1週間くらい宿のトイレにこもる生活が続きましたとさ。
(今はもう薬も飲んで治ったよ!)
観光客は沐浴しない方がいいよ!というのを無視してやった結果、見事に下痢になる。因果応報。
これ以上無茶するのはやめようと反省したインドの旅でした。