休学と世界一周の理由
どうも、まおです！
世界一周の出発（4月11日）までついに1週間を切ってしまいました！まだ全然準備してない、やばい......
今回は、なぜ僕が医学部では珍しい休学という選択をして、世界一周しようと思ったかを書いていこうと思います。
医学部の"普通" とは
医学部は他の学部と違って、ほとんどの人が何らかの部活に所属して、医学の勉強と文武両道をしていきます。部活の先輩後輩の結びつきは強く、将来医師として病院で働いたときにそこで得た人間関係や、組織の運営の仕方などを学んだ経験が役立ちます。
僕も皆と同じようにアイスホッケー部に所属して楽しく大学生活を送っていました。
しかし、3年生の終わりに様々な事情が重なってアイスホッケー部を辞めました。
部活を辞める時には、先輩から「医師になってからは部活の人脈でOBにお世話になる機会も多いから、部活は最後までやった方がいい」と言われました。
アイスホッケーはとても楽しかったし、部活にはとてもお世話になり感謝していますが、はたして普通に6年間ずっと部活だけやって医師になるのでいいのだろうかという思いがありました。自分でキャリアを深く考えて決めることなく何となくエスカレーターに乗っている感があってそんな自分が嫌でした。
4年生になって部活を辞めてからは、行動力が足りないと感じて、学内、学外の色んなコミュニティに参加しました。行動範囲を広げていくと、自分が知らなかっただけで、周りには自分のやりたいことを確固たる信念と共に持っていて、半端なく努力・行動している人たちがたくさんいることに気がつきます。
焦ります。ただ、自分がやりたいことがはっきりしていないから何をどう努力すればいいのか分からず、さらに焦る…という状況に陥っていました。
今思えば、試験勉強などの「やらなければならないこと」に気を取られて、自分が興味関心があることに対してあまりアクションしてこなかったから、自分のやりたいこととかが分からなかったのも当然だと思います。
自分から主体的に「これ面白そう！」って行動してみて色々ぶつかる中で行動を重ねた結果、「これがやりたい」っていうものが見つかって、さらに「これも面白そう！」とアンテナが敏感になっていって...というサイクルがあるのではと思います。
そうして焦りながら過ごしていたある日、気の乗らないまま試験勉強をしていたらフッと「休学」という選択肢が頭に浮かんできました。調べてみると、慶應は数万円で休学できるらしい。なーんだ簡単に休学できるじゃん！
僕は浪人・留年などもせずにこれまでストレートで来ていたので、一年くらい遅れてもどうってことないと考えてから、一気に休学が現実味を帯びてきて、進級と休学どちらが自分にとって行動している方かと考えたら、休学するしかないだろうと決めました。
なんで世界一周したいの？
単純にめっちゃ楽しそうだし、人生で一回はやってみたかったからです！笑
いろんな国の人と友達になりたいから、今しか行けないような所に若いうちに行っておきたいから、自分探し、とか理由を挙げればキリがないですが、、
———————————————————
人間が変わる方法は3つしかない。
１番目は時間配分を変える。
２番目は住む場所を変える。
３番目は付き合う人を変える。
この３つの要素でしか人間は変わらない。
最も無意味なのは「決意を新たにする」ことだ。
———————————————————
住む場所を変えるのが一番手っ取り早いじゃん！と僕は思いました。
テストも前日の夜になってようやく勉強しだすタイプだし、自分を追い込まないと物事をやらない僕にとっては、要素として一番大きい環境を変えれば否が応でも人として変われるなと思いました。
というわけで今後自分が環境の変化に伴ってどういう風に変わっていくのかとても楽しみですが、いずれにせよ、今一番やりたいことを全力でやっていった先には自ずと素敵な未来が待っていると思うので、その時々でワクワクすることを大切に、楽しく旅したいなと思っています！
次回からは早速日本での修行 〜滝行〜 を書いていきます！！笑
