インド到着!〜初日:寝台列車の過酷な試練〜
どうも、まおです!
タイからインドに無事入国できました!インドはそこら中で犬が寝てるわ、牛が道路の真ん中をゆっくり歩いてるわ、ほんとにカオスなところです。。(笑)
4月15日
タイを深夜便で出発し、インドのコルカタ空港に深夜1時頃に着きました。
入国審査では、係員がやたらとアライバルカードをじっくり見てて、大丈夫かな、トラブったりしないかな〜って心配してたけど、何事もなく入国できました。着いたのが深夜だったので、朝になるまで仕方なく初の空港泊!
空いてるベンチを探して窮屈な体勢ながらもうつらうつらと寝る。結局熟睡はできないまま朝に。
ベンチで隣に寝てた中国人バックパッカーに声をかけると、彼も僕と同じくガヤという街に行くそうなので一緒に行動することに。バスに乗ってコルカタ市内に行きます。
初めてインドの街を見てびっくりした。タイとは比にならないくらい道路はゴミだらけ。そこら中で大型の痩せた野良犬が死んだように寝てるし、糞とかゴミとかで腐ったような臭いがします。。さらに夏なので日中は35℃超えで、大きな荷物を持って歩くだけでめちゃ汗かく。インドでは移動がもうすでに修行です(笑)
インドでは鉄道のチケットを取るのがものすご〜く面倒くさくて、特に外国人は外国人専用窓口まで行って買わないといけません。さらになぜかコルカタでは駅から2kmも離れたよく分からない所に外国人カウンターが設置されていて、しんどいけど歩いて行きました。
1時間くらい待って僕たちの番が回ってきました。おじさんとおばさんが古いPCと紙のノートに情報を記入していって希望の電車を取ってくれます。
なんとか無事に当日夜21時発のチケットが取れました!席のクラスはSL(スリーパー)クラスというエアコンなし、扇風機あり三段シートの一番上のシートです。
400kmくらい離れたガヤまでのチケットが400Rs=650円くらいと破格の安さでした。
電車出発の21時まで暇なので、お金のない僕らは少しでも涼しい所を求めて謎のショッピングモールにたむろしたり
現地の子供たちが遊んでるクリケットに混ぜてもらったりしてると
とうとう列車出発の時間が近づいて、歩いて駅に向かって電光掲示板で僕らの電車の番号を探すも、、あれ、、おかしい。。
Departure time 2:00AMて書いてある。色々聞いてみてもやはり出発時間は深夜2時。
そう!5時間遅れです!インドお馴染みの電車遅延。早速試練キタ〜!
仕方ないから待合広場みたいなところで5時間待つことに(もちろんエアコンないので蒸し暑い)
うとうとしてるとようやく2時になって自分たちの列車を探し乗り込みました。
「インドでは自分の座席に他人が我が物顔で座ってるからまずはどかすことから」って聞いてたけど、運よく今回はちゃんと僕のシート空いてました。
ただ、これは想像以上に窮屈でした。エアコンないから暑いし。
ただ前日空港泊で全然寝れてなかった疲れもあって、意外と爆睡しちゃいました。
翌朝、ガヤガヤとした人々の話し声で自然と目が覚める。
「チャイチャイチャイ〜!チャイ〜!」
と大声で叫びながらチャイというインドで有名なティーを移動しながら売るおじさんとか、謎のカレーっぽい食べ物を売り歩くおじさんが列車の中を闊歩しているのです。もちろんこの人たちは一般人で、勝手に電車に乗り込み商売しています。
すげえ。。これがインドか...!と唖然としました。ほんとに何でもありですね(笑)
ただ、インド人はみんな基本優しいし親切です。コルカタでも道聞いたらみんな親切に案内したりして教えてくれました。一部の客引きの人とか麻薬売ってるおっさんとかはうるさいし危険な感じがしますけど、無視してれば問題ないです。
てな感じで無事ガヤに着きました!旅の目的の一つの瞑想施設があるブッダガヤというブッダが悟りを開いた菩提樹のある街まで、オートリキシャーという乗合のエンジン付き人力車に乗って行きます。
なんと僕は「荷台に乗れ」と言われ、荷物と一緒に後ろのわずかなスペースに座らされました。
道路はものすごい悪路で、凸凹を通る旅に車が飛び跳ねて頭を屋根にぶつけたりしながら、落ちないように必死でつかまっていました(笑)
30分ほどでブッダガヤ到着!ほっと一息つけました。ここからは10日間、ヴィパッサナー瞑想の施設に泊まってひたすら瞑想します。
次回は
「喋ってはいけない、目を合わせてはいけない、本読むのも書くのもダメ、ひたすら10日間瞑想!?」
お楽しみに!