聖地へ続く800kmのスペイン巡礼道を1ヶ月間歩いてきた
こんにちは。更新が遅れてしまってすみません。マオです。
実はこの1ヶ月間、最後の修行となるスペインでの巡礼をしていました。
数回に分けて記事を書いて行こうと思います。
カミノデサンティアゴとは?
カミノデサンティアゴ(Camino de Santiago)のカミノとはスペイン語で「道」、サンティアゴは、イエスの弟子のヤコブのこと。
この写真のサンティアゴデコンポステーラの教会に聖ヤコブの遺骸が眠ると言われており、古くからクリスチャンがこの教会を目指して歩いた巡礼路のことをカミノデサンティアゴと言うのです。
巡礼路はどこ?
目指す場所は一つでも、巡礼路はたくさんあります。
一番有名なのは、僕も歩いた「フランス人の道」。フランスとスペインの国境の町から800km近くを歩くルートです。他にも「ポルトガルの道」「北の道」「銀の道」など複数あり、中にははるばる自国の自宅からスタートする人もいるそうです。
巡礼の宿は?具体的に巡礼って何するの?
巡礼路上の各町には「アルベルゲ」と呼ばれる巡礼者のための宿があって、一泊5~10ユーロくらいで巡礼者は泊まれます。
巡礼者には巡礼者の証明書となる「クレデンシャル」が配られて、これに宿に着くごとにスタンプを押してもらって自分だけのクレデンシャルを作っていきます。
だいたいの巡礼者は宿を朝早くに出発して、20~30kmくらい歩き、お昼過ぎに次の町の宿にチェックインしてゆっくりするというのが基本のスタイル。
巡礼者は、伝統的に腰やバッグにこのホタテの貝殻をつけて歩くのが巡礼者の印となります。
次回は、巡礼の始まりの町・サンジャンピエドポー、そして初日して最大の難関・ピレネー山脈越えのことを書こうと思います。
ではまた!