まおの世界修行ブログ

とある医学生が世界各地で修行しながら世界一周するブログ

イスラエル人の家に泊まってパレスチナをどう思ってるのか聞いてきた

こんにちは、まおです。

前回はパレスチナ人の家に泊まって、パレスチナの信じがたい現状を直接聞いてきました。

maonologue.hatenablog.com

 

今回はそれを踏まえた上で、エルサレムに住むイスラエル人の家に泊まって、色々聞きたいことを聞いてきました。

 

 

 

イスラエル人の家へ

今回泊まらせてくれたのはEmanuel Vizenくん。

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ヘブライ語でヤマモトマオって書いてくれた

 

彼は僕と同じ23歳で、アートを勉強している大学生。今度彫刻を勉強するためにイタリアに留学するらしい。彼の部屋には、彼が描いた絵や彫刻がたくさん並んでいる。

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彼の部屋

彼の部屋には合計で3泊もさせてもらって、ゆっくり過ごしながらいろんな話をした。

彼はいろんなことを知っていて、イスラエルでの生活、ユダヤ人のことなどを教えてもらい、彼自身も色々日本のことを聞いてくれた。

 

イスラエル人はみんな英語が上手で、彼も英語が流暢。

彼が作ったご飯を食べながら、彼が好きな「Rick and Morty」という有名なアメリカのコメディを一緒に見てた(見させられた)んだけど、正直英語が難しすぎて話の半分も分からなかった(笑)

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彼が笑うタイミングに合わせて、調子よく笑うという技術を身につけなんとかやり過ごしてた(笑)

 

彼とは一緒にご飯を食べに行ったり

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ファラフェルというイスラエル料理

夜はビールを一杯だけ飲みに行ったり

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イスラエルの高いビール(一杯500円)

街も丁寧に案内してくれて、本当に良くしてくれるいい人だった。

彼のおかげで、最近のイスラエルの若者の生活が体感できてとても面白かった。

 

ユダヤ教は信じていない?

Emanuelくん自身のことに話を戻すと、高校を卒業した後、イスラエル軍に1年半従事。ガザ地区のすぐ近くにも行ったことがあるそう。

 

イスラエルは徴兵制で、18才~22才の時に必ず、男性も女性もイスラエル軍に入らないといけないのです。女性も徴兵制がある国はイスラエルくらいじゃないかな。

街中でも、オフの女性兵士がマシンガンを持ちながら歩いているので、ちょっとびっくりする。

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フードコートでマシンガンを膝に乗せて座る女性兵士

 

あらかじめEmanuelくんの立場を説明しておくと、どちらかというと右寄り。(Conservative保守的と彼は言っていた)

そして、彼はユダヤ教は信じていない。正確に言うと、おそらく世俗派と呼ばれるグループで、ユダヤ教の律法とかには全く従わない人たちのこと。僕はイスラエル人はほとんど全員ユダヤ教を信じていると思っていたので驚いた。調べてみると、ユダヤ教を信じているとされている人の中でも、全く律法に従わない世俗派の人は43%もいるらしい。

 

まずパレスチナの現状を知ってる?

以下、僕が彼に色々聞いてみたことを書いていきますが、

正直、イスラエル人にパレスチナのことを当事者でもない僕が聞くのは憚られる気持ちもあったので、突っ込めない部分もあったけど許して下さい。

 

僕はまず彼に、僕が会ったパレスチナ人の話をした。パレスチナの人は隣町に行くのですら検問を通らないといけないこと。IDを発給されないから外国に行けないパレスチナ人がいること。

 

すると彼はこう答えた。

イスラエルの人は多くの人が、政府がパレスチナに対して何をしているか知っている。彼らの軍隊が圧倒的にパレスチナの軍力を上回っていることも。

それでも、例えば検問をやめるっていうのは、テロの危険性が増すから難しい。」

 

そう、やっぱりイスラエルの人にとってはテロが怖いんだって。

彼は「検問を作ってからは、エルサレムで起きるテロの件数も減ったから、検問をなくすことはできない」と言っていた。

 

パレスチナの人の話を聞いた僕からすれば、人権侵害だ!と怒る気持ちになっていたけど、実際問題、僕がもしエルサレムに住むイスラエル人だったら自分や家族の命が大事に決まっているんだからテロを起こす可能性のあるパレスチナに検問を作って当然だ、という考えになると思う。

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彼の部屋

パレスチナ占領について

そして彼にまた別の質問をしてみた。

イスラエル政府がパレスチナの土地に、ユダヤ人用の集合住宅を建設して海外からユダヤ人を呼び込んでユダヤ人口を増やそうとしてるって聞いたけど、ほんと?

 

彼はこう答えてくれた。

「今の政府がそうしているのは本当だと思う。イスラエル国内にもパレスチナ占領をストップするべきなんじゃないかという左寄りの意見も多いんだけど、現在の政府は右寄り。今のイスラエル政府の問題。」

 

なるほど。もちろんイスラエル人の中でも、これ以上パレスチナを占領しようとする動きに反対している人たちもいるんだね。それでも選挙で勝ったのが右寄りの政党だから、強行的な姿勢なのか。

ネットで調べてみるとこんな画像も出てきました。

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イスラエルパレスチナへの攻撃を批判するユダヤ

イスラエルの中でも、パレスチナへの姿勢がやり過ぎ、人種差別的だと思っている人たちもたくさんいるそうです。

 

Emanuelくんも言っていました。「もちろんアラブ人とは良くしたいけど、テロの危険も減らさないといけない。そのバランスが難しい。」

 

ユダヤの文化が優れている...?

というように彼は彼なりにおそらく中立な立場で彼の考えを教えてくれました。

でも彼の言葉で唯一引っかかるものがありました。

 

パレスチナのアラブ人の文化と、ユダヤの文化を比較するとユダヤの方が優れていると思う。もちろん全ての人間は平等だと思っている。でも文化のレベルで比べた時、彼らの文化やイスラム教はジハードとか言ってテロを起こしたりprimitve(原始的)だ。アラブ人は俺たちのユダヤの文化に学ぶべき、フォローすべきことがあると思う。」

 

アラブ人が劣っていると彼が言った訳ではないですが、なんだかこの言葉を聞いた時にユダヤ人のアラブに対する偏見を垣間見た気がしました。

僕は彼に「今まで旅してきてイスラム教はとても論理的な宗教だと思ったし、さらにISISとかは宗教を利用しているだけのテロ組織。アラブ人の文化は全然原始的ではないと思うけど」と言ったのですが、彼はなんだかあまり納得していない様子でした。

 

正直、これ以上深掘りするのは失礼だと思ったので聞いてませんが、彼にはおそらくアラブ人の友達がいる訳でもないし、アラブの文化を直接体験した訳でもないと思います。彼が旅行した国を聞いたけど、その中にアラブ圏の国はありませんでした。

 

そんな文化に優劣をつけても仕方ないと僕は思うんですけど、偏見とかをなくして、お互いが理解しあうためには個人レベルで友達になっていくしかないんじゃないかなあ。

そしたらアラブ人もいいやつじゃん!ってなってくれると思うんだけど。

 

難しいのかな。

 

まとめ

彼から話を聞く前は、完全に僕はパレスチナの肩を持っていたのですが、

イスラエル人の立場になって考えてみると、テロから自分たちの命を守るためならパレスチナ人を制限・管理しようっていう考えになってしまう気持ちも分かりました。

 

どちらかの得になることは、どちらかの損になることなので本当にどう解決すればいいのか難しいです。

 

でも客観的な数字でみると、戦闘で殺された数はパレスチナ人の方が圧倒的に多いし、現在のパレスチナ人の人権が無視された状況は絶対に看過されてはならないものだと思います。

 

イスラエルがこれからパレスチナに対して態度を軟化させていく方向になって、一刻も早くパレスチナに平和が戻ることを祈っています。

 

祈るだけじゃなくて自分にもできることがないか、探していこうと思っています。それがどんな方法になるのかは今は分かりませんが。

 

最後まで読んでくださってありがとうございます。

たまにブログ読んだよ〜ってLINEとかで友達が連絡をくれるんですが、めちゃくちゃ嬉しいです。これからもコメント待ってます。

 

次回は平和活動家・イブラヒムおじさんのピースハウスに泊まってきた時のことを書きたいと思います!

実はこのおじいさん、ホワイトハウスや数々の国際会議に呼ばれるほどのすごい人らしい。

お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

【国を出れない】IDのないパレスチナ人の家に泊まって話を聞いてきた

前回記事

maonologue.hatenablog.com

 

今回のイスラエルの旅で絶対にやろうと思っていたこと。

それは、パレスチナの人の家と、イスラエルの人の家の両方に泊まって、両方からイスラエルパレスチナ問題について考えを聞くこと。

その両方と直接話すことで、第三者である自分が客観的にみて考えることができるかなと思った。

 

まずはパレスチナの人の家に泊まって、現状を聞いてから、感じた問題点をイスラエル人にぶつけて考えを聞こうという魂胆。

 

今は便利な時代で、Couchsurfingという外国で無料でホストをしてくれる人を探せるアプリがあるのでそれを使って、泊めてくれる優しい人を探した。

 

 

※以下、ちょっと長いけどぜひ読んでください

 

パレスチナ人の家へ

パレスチナ自治区のラマラに住むFayez Kawamlehさん。

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ファイーズさん

彼はパレスチナ伝統のダンス「ダブケ」のダンサーの30才。イベント会社で働きながら、週末はダブケのダンスを練習する日々。

待ち合わせ場所に彼は車で現れて、僕をピックアップしてくれてセキュリティのしっかりしたパレスチナの中では高級なマンションに案内してくれた。

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彼の部屋。一人暮らしなのにとても広いし豪華

これが彼の部屋。キッチン、寝室、ベランダ、リビングルームなど揃っているとても綺麗な家。4人家族が暮らせそうなくらい広い。さもいい暮らしをしているのかなと思わされる彼だけど...実は

 

国内に閉じ込められた生活

彼はパスポートを持っていない。

ドバイのアブダビ12歳まで生まれ育って、そのあとパレスチナ人のIDを手に入れるために家族で移り住んできた。

 

しかし、インティファーダというパレスチナ民衆のイスラエルに対する蜂起が起こって、イスラエル政府が態度を硬化させたことにより、ファイーズさんはID発給をストップされた。

だから彼は何のIDも持っていないので、外国に行くことができない。

正確には外国に行けるけど、それっきり行ったらそれっきり帰ってこれないそうだ。

父親と妹はIDもらえたけど、母親と彼はもらえず、イスラエル政府によって引き離されている状況なのだ。

 

彼が所属するパレスチナ伝統のダンスグループは毎年数ヶ国で海外公演を行うそうだが、

メンバーの中で彼だけがツアーに参加できないそうだ。彼だけがIDを持っていないから

 

彼になすすべはなく、外国に行かないという行動をイスラエル政府に対する彼なりのレジスタンスとして捉えているそうだ。

 

警察も関与しないパレスチナの現状

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ベランダでタバコを吸いながら、パレスチナの現状、僕の質問に彼は全て真摯に答えてくれた。

 

パレスチナ自治区は現在、3つの地区に分けられている。

area Aパレスチナが完全に自治しているところ

area Bパレスチナイスラエル共同でパトロールするところ

area Cイスラエルが完全にパトロールするところ。

 

彼が住むラマラという都市はarea Cで、そこにはパレスチナの警察も入ってこれないらしい。

だからといって、イスラエルの警察がいるのかと思って街を見渡しても見当たらない。

実は、彼いわく、イスラエル政府はここの治安とかはどうでもよくて、何が起こっても関与しないらしい。たとえ殺人が起こっても、誰も助けにこない。パレスチナの警察も入ってこれないから。

さらに、その地域に建てられた建物は全てイスラエルの許可がないので、いつでもイスラエルの都合で壊したりできるらしい。

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ラマラの夜。子供も夜に歩いてるし別に治安が悪いわけではないけど...

何でこんなことをするかって言うと、最終的にその土地をイスラエルの土地にしたいから

そこにユダヤ人用の定住居を建てて、電気代も安く、タダに近いような値段にしてユダヤ人を呼び込んで、ユダヤ人が住む割合を無理矢理あげようとしてるんだって。

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イスラエルの建てた集合住宅

ここはユダヤ人が実質住んでる地域だよって世界にアピールするために。

 

イスラエルのことは批判してはいけない

ある日、早朝の4時頃にドアをノックする音でファイーズさんは目覚めた。

ドア穴を覗くとイスラエルの警察がドアを激しくノックしてる。「開けなかったら壊すぞ!」と言って。

開けると部屋の中を検閲して、職業なども聞かれたが、Fayezさんの家に疑わしいものは何もなかったので、彼は家に戻ってドアを閉めていろと言われた。

 

しかし、となりに住む人は活動家だった。

ドア穴から覗くと、警察はその人をドアの外に出して拘束した後、部屋の中を検閲して、最終的に彼をどこかへ連れて行ってしまった。

罪状は詳しくは分からないが、彼は9ヶ月も牢屋に入れられたそうだ。

彼は現在も刑期が伸びていて、牢屋に入れられているらしい。

 

イスラエルの警察がパレスチナ人を逮捕するのに2つ理由がある。

 

武器の所持これはまあまだ分かる。

イスラエルに批判的な意見を言う、Facebookに書くなどしたから完全に言論の自由の侵害

 

この活動家はが原因で捕まったらしく、批判的な姿勢を崩さないため牢屋に入れられたままらしい。

 

正直、俄かには信じがたい話だった。

完全に人権の侵害だ。

 

僕はこの街に来るのにもバスを使ったが、街を移動するごとに検問があった。

僕たち旅行者はパスポートを見せればOK。時には顔パスで大丈夫だが、

パレスチナ人はバスを一々降りてIDを見せなければならない。

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検問所

そして何か問題が起こると、検問所を封鎖して通れなくする。

 

彼は、「イスラエルパレスチナ人を家畜のように扱っている」と言っていた。

彼らの言いなりで全て決められてしまう。

彼の話し方は落ち着いていたが、彼の口調には静かな怒りが感じられた。

 

イスラエルとの問題についてどう思ってる? 

イスラエル問題について意見を聞いてみたところ、

彼の意見は終始して

イスラエルは宗教を政治道具として使っている」だった。

 

ユダヤ人が神から約束された土地だからエルサレムに住むと言うのは分かるけど、何故それでもともと住んでいた俺たちを追い出す?一緒にエルサレムに住めばいいじゃん。

さらにそれ何千年前の話だし、誰がそんなの決めたんだよ。

 

本当に信心深いユダヤ教徒ならわかるけど、テルアビブ(首都)とかに住んでるユダヤ人なんて全然信心深くない人たちばかりで、

その人たちは土地を拡大したいばかりに、「神から約束された土地だから」という宗教を政治利用しているだけだろ。

勝手に壁を建てて、検問を作り、移動を制限して、徐々にパレスチナ人の人口を減らし、ユダヤ人の人口を増やし、実質的にユダヤ人の土地にしようとしている。ひどいやり方だ。

 

(以上彼の言葉)

 

彼はユダヤ人やユダヤ教に対しては反感も持っていないが、それを政治利用するイスラエルに反感を持っているのだ。 

 

この彼の言葉を理解するには、シオニズムという言葉を理解することが必要です。

シオニズムとは、ユダヤ教の約束の地とされるシオンの丘(エルサレムのこと)にユダヤ人だけの国家を樹立することを目指すユダヤ人の近代的運動のことで、第二次世界大戦後いろんな政治的後押しを受けてイスラエル国の樹立につながりました。世界中でホロコーストに対して同情する流れができていたことも大きかったと言われています。

しかし、そのシオンの地にはもともとパレスチナ人が住んでいる。ので追い出してしまおうというわけです。

 

このシオニズムには全てのユダヤ人が賛同している訳ではありません。民族主義的にユダヤ人の国家を建設しようとするシオニズムは、ユダヤ教の教えに反しているそうです。(参照http://inri.client.jp/hexagon/floorA6F_hd/a6fhd100.html)

 

まとめ

Fayezさんの話は、本当に衝撃的で、客観的に話を聞いても明らかにイスラエルのやっていることは間違っていると思わされる内容だった。


最後別れる時、もし将来IDをゲットしたら日本に行くよと言ってくれたけど、彼はどういう気持ちだったんだろう。。

 

今まで日本にいた時は、パレスチナのニュースとかを見ても「ひどいなあ」とは思うけど、正直他人事に感じていたけど、こうして友達ができて直接話を聞いてみると、本当に事の重大さを実感して真剣に考えるようになりました。

これを読んでくださってる皆さんにも少しでも僕の感じた事が伝われば幸いです。

 

パレスチナの現状を詳しく知りたい方はぜひこの記事を読んでください。衝撃でした。

パレスチナ・ガザ地区はなぜ「世界最大の監獄」になったのか?|ゼロから問題を解説 | クーリエ・ジャポン

 

次回は、イスラエル人の家に泊まって、今回感じたイスラエルの問題についてイスラエル人はどう思ってるのか直接聞きに行きます。

 

最後まで読んでくださってありがとうございました。

 

 

 

パレスチナ難民キャンプに行ったら喧嘩になった

こんにちは。まおです。

 

前回の記事の続きです

maonologue.hatenablog.com

 

パレスチナ自治区ベツレヘムを訪れた僕は、近くにパレスチナ難民キャンプがあるというので行ってみました。

 

アイーダ難民キャンプ

アイーダ難民キャンプというところで、ここには約5000~6000人の人が住んでいるそうです。もともと住んでいた土地をイスラエルに追い出され、住む場所を失った人たち。中には家族を殺された人もたくさんいるそうです。

 

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入り口の門には大きな鍵の形をしたモニュメントが。

これはパレスチナ人は故郷の地に帰る"鍵"をまだ持っているぞということを表しているそうです。

門の左に掲げられている少年は、イスラエルに対するデモの最中に最初に亡くなった少年らしい。

 

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2014年7月にイスラエルに虐殺された子供達

こんなにたくさんの子が巻き込まれたのか...

 

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分離壁には戦闘の跡なのか黒いしみが残っている。

 

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難民キャンプとは言っても、テント暮らしな訳ではありません。

こういうちゃんとした建物に住んでいます。でも建物と建物の間隔はとても狭くて、プライバシーなどはほとんどないそうです。

 

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子供たちが楽しそうに自転車で遊んでました。

 

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かわいい

 

帰り際に少年たちと喧嘩に

難民キャンプとはいえ、やっぱり子供はどこに行ってもかわいいですね。こういう罪のない子たちに明るい未来を…

 

 

 

みたいな感じで記事を終わりにできたらよかったんですが、そうもいきませんでした。

 

難民キャンプから出る際に10~12才くらいの少年グループに声をかけられた。

 

"Welcome to Aida Camp!"

 

その中でもガキ大将っぽい子が、どこから来たの?日本かみたいな感じで話しかけてくる。

そしてお腹が減ってるからお金をくれとせびり出した。

 

でも、僕は小さい子供にはお金をあげないと決めているのでもちろん断った。

 

すると、少年のうちの一人、10才くらいの子が「カモン!」と言って、腕を力強く引っ張ってきた。

舐められてるな〜と思いながらついて行くと

 

 "Give me your iPhone!"

と言いながら俺のiPhoneを取ろうとしてきて、

しまいに俺の足を蹴ってきた。

 

「パシン!」

ムカついてとっさにその子の頰をビンタしてしまった。結構自分でも驚いた。ものを取られそうになったから防衛本能が出たんだと思う。

 

周りの子はびっくりしつつもゲラゲラ笑ってて、このままじゃまずいなと思ったので足早に背を向けて帰った。

 

帰り道も子供達が追いかけてきて

"Fuck you!" と言いながら石を投げてきた。

 

ここ以外でもパレスチナの子たちからすれ違いざまに唾をはきかけられたり、石を投げられたりすることが何度かあった。

 

難民キャンプに住んでいるからストレスもたまるのかな、とかイスラエルから差別を受けているからその分アジア人を差別することで解消しているんだろうか、、

とかいろんなことを考えつつも、何だか暗い気持ちにさせられた出来事でした。

 

シリアスな感じのブログが続いていますが、もうしばらくお付き合いください。

 

次回はパレスチナ人の家に泊まりに行って、実際に話を聞いてみます!

その次の記事ではイスラエルユダヤ人の家にも泊まりに行って、両方の側からの意見を対等に聞いた結果僕が思ったことを客観的に書いていければなと思います。

 

 

 

 

 

 

【まるで家畜扱い...】パレスチナ自治区に行ってきた

こんにちは。まおです。

 

前回はエルサレムを観光しましたが、ここは実質イスラエルが支配している場所なので兵士や警察もたくさんいて安全でした。

 

今回はパレスチナ自治区に行きたいと思います。

どうしても見たかったのは、イスラエルパレスチナを分断する壁

その壁のパレスチナ側には平和を願う数々のアーティストによるグラフィティが描かれているそうで、世界的に有名な匿名アーティスト・バンクシーの作品もあるそうです。

 

パレスチナ自治区とは

自治区とあるようにパレスチナは正式には国ではありません。なので軍隊もなく、自国通貨もないので、イスラエルと同じシェケルというお金を使っています。

 

パレスチナ自治区と行っても、ガザ地区ヨルダン川西岸地区に分けられていて、観光客である僕でも行けるのはヨルダン川西岸地区だけ。(それでも少し危険ですが)

 

ガザ地区は、世界最大の監獄とか天井のない監獄と呼ばれていて、反乱デモやイスラエル軍による攻撃が今でも続いており、死傷者も何万人も出ているかなり危険な場所です。

 

イスラエルパレスチナの歴史についてはこちら↓

maonologue.hatenablog.com

 

 

ベツレヘム

エルサレムからバスに乗って1時間。ベツレヘムというイエスが生まれたとされる街にやってきました。

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 パレスチナ側から見たエルサレム

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丘の上にたくさん集合住宅を建てられていて、ユダヤ人の入植者数を増やそうとしているのが分かる。 

 

分離壁のアート

しばらく道を歩いていると、こんな絵を普通の道の壁に見つけました。

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なんだか悲しくなる。。

そして、あのバンクシーの絵も!

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花を投げる人

これはガソリンスタンドの壁の裏側にありました。

なぜだかよく分かりませんが、そこで働いてたパレスチナ人の兄ちゃんたちと仲良くなって、洗車体験をさせてもらいました(笑)

 

そして分離壁の方へ歩いていくと

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防弾チョッキを着た鳩

これもバンクシーのグラフィティだそうです。

 

そして分離壁へ。

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こんな感じで壁が続いている

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監視塔・マンデラ大統領

左に監視塔が見えます。(今は使われていなさそうだけど)

アパルトヘイト撤廃に尽力したマンデラ大統領が言うように、パレスチナの人たちの自由がない限り、人類の自由は達成されないでしょう。

 

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トランプさんもいた

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オーウェルの『1984』からの引用

 

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壁をずっと見ていたら情報量の多さというか、人々の無念さ、平和を願う心の重量感に押しつぶされそうになりました。

バンクシーミュージアム

バンクシーミュージアムという所にも行ったのですが、そこの展示が残酷でした。

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パレスチナの人たちは全員この緑色のIDカードを携帯することを義務付けられているらしい。これってアパルトヘイトの時にも同じようなのを見た気が・・・

 

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これは2014年の7,8月に起きたガザでの戦闘で、パレスチナ側は2202人が亡くなって、軍備的に圧倒的なイスラエル側は73人が亡くなったというもの。

人の命は計れない比べられないとは思いますが、これを見るとイスラエルの不条理さにやる瀬無くなった。

 

帰りのバスで検問。まるで家畜のような扱い

ベツレヘムでの観光を終え、そのあとラマラという街に寄った後、エルサレムに帰るバスの途中。

行きのバスでは何もなくダイレクトに来れたのに、帰りのバスでは途中で降りてバスを乗り換えるように言われた。

 

何かと思ったら検問。

 

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そう、パレスチナ側からイスラエル側に来る人だけ検問でチェックしているそうなのです。

 

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この空港のセキュリティチェックより厳しそうな鉄格子に囲まれた所で順番待ち。

 

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奥にいるイスラエルの職員がボタンを押すと、この鉄製の回転ドアが動いて奥に進める仕組み。

 

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一人一人パレスチナの人は、荷物をX線機器に通して、IDカードを職員に見せている。

 

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見つからないようにこっそり写真撮影

10分くらい待ってようやく僕の番。僕は顔つきでアジア人だからかパスポートを見せると何の質問もなく無言でボタンを押して、ドアが開き通してもらえた。

 

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正直言ってめちゃくちゃムカついたイスラエルの職員のボタン一つで、「通ってよし」「まだ通るな」と決められて、「俺は家畜じゃないんだぞ!」と叫びたくなった。

 

列を待ってる人のなかで僕以外は全員おそらくパレスチナ人でしたが、買い物に行く途中のお母さんとか、仕事に行く途中の人みたいな人もいました。

ただ隣町に行きたいだけの人もいるでしょう。

 

僕と違って、こういう検問を毎日のようにやらされているのが、今のパレスチナの人の現実でした。

 

もちろんイスラエル側からすれば治安、テロ対策のためという言い分はあると思います。それでも、それを押し付けられているほとんどの善良なパレスチナの人たちの気持ちを考えると、無力感が募りました。

 

次回はパレスチナ難民キャンプに行ってきた時のことを書きたいと思います。

 

maonologue.hatenablog.com

 

 

 

エルサレムで三大宗教の聖地巡りへ

無事にイスラエルに到着し、聖地エルサレムの観光へ向かいます。

前回の記事はこちら↓

maonologue.hatenablog.com

 

エルサレムは、ユダヤ教キリスト教イスラム教と3つもの宗教の聖地が集まっている場所で、世界を見てもこんな場所はここだけでしょう。

 

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奥に見える城壁に囲まれた部分がエルサレム旧市街。

 

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城壁

この幾重にも巡らされた城壁が、昔からこの聖地を巡って戦いがあったことを思わされます。

実はエルサレム旧市街は面積0.9㎢と、かなり小さいのです。

さらにこれが伝統的に4つの区画に分けられていて、

ユダヤ人地区、ムスリム地区、キリスト教区、アルメニア人地区(一番小さい)の4つです。

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画像wikipedia

 

門をくぐって城壁内に入ると内部はこんな感じの細い道が迷路のように広がっています。

 

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ではまずキリスト教徒地区から。

キリスト教徒地区には聖墳墓教会というイエス・キリストが十字架から降ろされて運ばれてきて、埋められたというお墓の上にこの教会は立っています。

 

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エスの遺体に香油を注いだと言われる石にキスする人々

 

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中央のドームのこの建物の中には、イエスのお墓とされるものが安置されています。(写真撮影は禁止でした)

 

実は宿の近くにあったのでフラッと入った教会だったのですが、何か今までで一番神聖なものを感じました。

 

次はムスリム地区。

ムスリム地区だけあって、お店とかも全部アラビア語で書いてあるし、人々もみんなアラビア語で話しているし、こんな狭い場所なのに本当に住み分けているんだなと感じました。

イスラム教徒にとって聖地になるのが岩のドーム。ここはある聖なる石を覆ったドームなのですが、実はここはユダヤ教にとっても聖地なのです。

ユダヤ教の中では、預言者アブラハムが息子のイサクを神に捧げようとした石と信じられていて、イスラム教においては預言者ムハンマドが昇天した石だから神聖であるとされています。

 

厳しい荷物チェックを抜けて岩のドームへ。

 

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完全なる対称形の美しさ。瑠璃色の陶器のタイルで装飾された外観はため息ものです。

 

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残念ながらムスリムではないので内部に入ることはできませんでしたが、これまた今まで訪れたモスクのなかで最も美しいモスクでした。

 

 

ちょうど礼拝終わりの時間に行った時、大人数のムスリムがここから出てくるのが見えました。f:id:maoyamamoto:20180903031001j:plain

イスラエル軍の兵士がもちろん監視してます。

 

最後にユダヤ人地区へ。

 

ここにはユダヤ教の聖地、嘆きの壁があります。

2000年前にエルサレム神殿がローマ軍に破壊されて、その際に残った西側の壁が現在の嘆きの壁です。

 

上から見た嘆きの壁

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下の部分だけ黒くなっているのが分かりますか?

これは人々が頭をつけて祈る位置だけ黒くなったからだそうです。

 

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超正統派と呼ばれる、黒いスーツ、黒い帽子、独特なもみあげの人たち。

この人たちは政府から「宗教年金」というお金をもらって、仕事はしません。

代わりに祈ることを仕事にしている人たちだそうです。生活も貧困層の人たちが多いそう。

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この超正統派と呼ばれる宗派は最も戒律が厳しいことで有名で、食事も厳しく決まっていて

信仰を極めるためにインターネットはなし、テレビも見ないそうです。驚き!

 

超正統派の人たちについて面白いブログを見つけたので気になるひとはこちら

一生働かない!1時間でスピード婚!謎に満ちたユダヤ教超正統派とは? | 進め!中東探検隊

 

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一生懸命に神に祈る姿は、どの宗教を通じても同じ。

 

ということで、1キロ四方内にこんなにも異なる宗教が存在しているというのは本当に面白かったです。

まあ、元を辿ればユダヤ教キリスト教イスラム教も同じ宗教なんですけどね。

詳しくはこちら↓

maonologue.hatenablog.com

 

 

次回はパレスチナ自治区へ行ってきます。

ここは本当に衝撃的な場所でした。。。あの少年たちは忘れられない。

 

 

 

 

イスラエルって危険?どんな国?実際に行ってみたら...

イスラエルと聞いてみなさんどういうイメージを抱きますか?

 

危なそう...  とか

戦争ばっかりしてそう!

 

というイメージを持ってる方が多いと思います。

昔から政治・宗教・民族を巡って様々な争いがこの地で起きてきました。

本当に危険なのかどうか、イスラエルは一体どういう国なのかをこの目で確かめるべく行ってきました。

イスラエル建国・パレスチナ問題の歴史

とその前に、世界史の知識があやふやな人はイスラエルの歴史的背景を確かめてみましょう。

 

約3000年前、この地はユダヤ人によってイスラエル王国として治められていました。

しかし、地理上、宗教上とても重要なこの土地は、たびたび他国からの侵攻を受け、ユダヤ人は世界各地に離散して住むようになります。キリスト教イスラム教もこの地で生まれました。

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引用 http://www.teva-group.jp/israel/

長い間、国、民族、宗教が移り変わっていきましたが16世紀にオスマン帝国が支配することによって戦いの歴史に終止符が打たれます。オスマン帝国はこの地をパレスチナと呼び、400年の間オスマン帝国の時代は続きました。

 

そんな中、第一次世界大戦が始まり、イギリスがとんでもない約束をします。

まず、イギリスはアラブ人に対して「イギリス軍に協力するならアラブ人国家建設に協力するよ」と持ちかけます。(フセイン・マクマホン協定)

一方で、ユダヤ人の金融資本家から資金提供を受けるために「お金を出してくれるならユダヤ人の国家建設に協力するよ」と明らかに矛盾した約束をしてしまう。

これが、現在まで続くイスラエルパレスチナ問題の発端になります。

結局、イギリスは両者とも裏切り、パレスチナを委任自治領とします。

しかし、ユダヤ人を優遇する政策を取っていたため、ユダヤ人の入植が進み、パレスチナに住んでいるアラブ人の反感も高まり、対立が深まっていきます。

第二次世界大戦後の1947年、イギリスはこの地の統治能力を失い、国連の決定に委ねられます。国連はこの地を分割することを提案し、1948年にイスラエル国が独立宣言されることとなる。

しかし、両者の間に平和が訪れることはなく、4度もの戦争を繰り返してほとんどにおいてアメリカのバックアップを受けているイスラエルが勝利し領地を拡大しました。

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引用 http://www12.plala.or.jp/

現在、パレスチナガザ地区ヨルダン川西岸地区という2つに分けられています。

イスラエルパレスチナの衝突は続いており、

特に衝突の激しいガザ地区においてはイスラエルがエリア全体を囲うように壁を建設して厳しく出入りを制限しており、ガザ地区は「天井のない監獄」「世界最大の監獄」と呼ばれるほど厳しい状況になっています。

参照:http://www12.plala.or.jp/rekisi/isuraeruparesutina.html

ガザ地区などの現在の詳しい状況について興味のある方はこちらも読んでみてください。

パレスチナ・ガザ地区はなぜ「世界最大の監獄」になったのか?|ゼロから問題を解説 | クーリエ・ジャポン

 

入国スタンプはなし!?

さて、僕はトルコからイスラエルのテルアビブ空港へ飛行機で向かいました。

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飛行機から見たイスラエルの町

何か集合住宅が計画的に並んでいますね。(実はこれにもイスラエルの政策がたぶん関わっています。国が建てた住宅を安くユダヤ人に貸し出すことで、イスラエルユダヤ人を呼び込み、ユダヤの人口を増やして実質的にパレスチナ領土をイスラエルのものにしてしまおうという政策が関わっているのだと思います。)

 

 

イスラエル空港に到着するとまず、入国審査の列に並びます。

 

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これが長い!!普通の国だったら旅行の目的とか泊まる場所とか聞かれるだけで30秒くらいで終わりなのに、1人あたり3分くらいかかっていました。

出国審査は世界一厳しいとの噂がありますが、入国も大変だとは...

 

結局30分以上待って、僕の番に。

意外と優しそうな顔をしたおばさんでした。

なぜイスラエルに来たのか、イスラエルの後はどこに行くのか、職業、今まで行った国、なぜエジプトに行ったのか(エジプトはイスラエルと敵対している)などを聞かれました。

少し心配になりながらも3分くらいちゃんと答えていたらあっけなく "Enjoy Isarael!" と笑顔で言ってくれました。

実はパスポートにイスラエルのスタンプを押されると、旅人としては結構困ったことになってしまいます。↓

仮に旅券にイスラエルの査証,出入国スタンプが押されている場合,イスラエルと国交がないアラブ,イスラム諸国では入国を拒否されます。

(参照: 外務省海外安全ホームページ

ということで、スタンプを万が一押されないかヒヤヒヤしていたのですが、代わりに入国カードのようなものを渡されて、無事にスタンプは押されていませんでした。

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入国カードがスタンプの代わり

 

空港の写真は怒られそうであまり取ってないのですが、とても綺麗で近代的でした。

 

エルサレム

テルアビブ空港からバスでエルサレムへ。

 

エルサレム市内に入ると

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頭の帽子ともみあげに注目

初めていかにもユダヤ人な人に遭遇!

左の黒いスーツを夏場なのに来ている人は超正統派と呼ばれるユダヤ教徒の中でも最も敬虔な人ですね。宗教上もみあげを大切にしているので一生切らないそうです。

 

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そして、敬虔なユダヤ教徒は頭の上にこの「キッパ」と呼ばれる帽子をかぶっています。神の存在を頭の上に常に感じられるようにするためらしい。

 

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ユダヤ人が住む地区

エルサレムに到着。ユダヤ人が住むこのあたりはとても道路も綺麗で洗練されていてヨーロッパみたいです。

宿のある旧市街の方へ歩いていくと

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警備をするイスラエル兵士

マシンガンを持ったイスラエル軍兵士に出会いました。

近づいて撮ったら怒られそうなので遠くからこっそり。

 

イスラエルではいたるところにマシンガンを持った兵士を見かけます。

 

イスラエルは徴兵制で、男性だけでなく女性も兵役義務がある特殊な国です。

 

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だからこんな感じでマシンガンを持った女性兵士が街中を普通に歩いています。

要所要所にはこういう兵士がパトロールしていたり、検問が設けられたりしているので、セキュリティはとても厳しく、実際のエルサレム滞在中に危険な場面に遭遇することはありませんでした。

ただ、これは旅人が滞在できるエルサレムだからこそで、ガザ地区などは今でもイスラエルからの空爆やデモ鎮圧という名目で銃撃を受けたりしているのでとても危険であることは間違いありません。

 

日本と全く違う光景に驚かされますが、軍事力によって守られた平和というのを実感した出来事でした。

 

次回は、ユダヤ教キリスト教イスラム教の3大宗教の聖地であるエルサレムの観光をしていきます。

お楽しみに。

 

maonologue.hatenablog.com

 

 

 

 

 

 

 

 

世界遺産カッパドキアで気球に乗る!

今回トルコに来た理由の70%はこのため!

カッパドキアをこの目で見る!

 

なんでも岩が自然の力で削られてすごい変な形になったものが乱立しているんだとか…

イスタンブールから夜行バスで12時間かけて向かいました。

 

カッパドキアとは

トルコにある世界遺産カッパドキアは奇岩地帯と呼ばれ、柔らかい地層と硬い地層が重なり合い侵食しあった結果できたキノコのような形をした不思議な巨岩が乱立する地域です。 その不思議な地形から世界遺産に認定されています。 また、キリスト教発生初期の頃キリスト教徒の隠れ家として岩を削って内部に住むようになったのを発端に、削りやすい岩質を利用して岩石をくりぬいて部屋を作るという独自の住居がとても興味深い文化を作っています。

(出典: http://www.albatro.jp/birdyard/architecture/cappadocia)

 

という訳で、火山岩が雨や風に削られてできた奇妙なところに洞窟を掘って、たくさんの人が内部で暮らしていた一帯のことをカッパドキアと言うそうです。

 

奇岩群へ

この一帯はそこら中にこんな変な形をした岩がごろごろ転がってました。 

 

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内部に入って見ると

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ダイニング?

動物みたいな形をした岩もありました 

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ラクダみたいな岩

 

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ウサギ?

 

これが本当に自然にできたなんて信じられないですよね。

なんかエイリアンか何かが作ったんじゃないかって思っちゃうくらい。 

 

気球ツアー

カッパドキアに来たからには乗らないわけには行かないってくらい有名な気球。

近年は相場が急上昇していて、10年前は50ユーロくらいで乗れたそうですが、125ユーロも払わないと乗れませんでした…

 

気球ツアーは風の穏やかな早朝に行われます。

 

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勢いよくガスを点火してゆっくり上昇。

 

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日の出

 

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かわいい

 

カッパドキアは平坦な土地が広がっていて、気球を飛ばすのに世界でトップレベルに安全な土地だそうなので気球ツアーが人気らしいです。

 

 

という感じで写真メインになってしまいましたが、

 

最後にカッパドキアの夕焼けを載せてお別れです。

 

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次回はイスラエルに向かいます。

僕が世界一周の中でも特に行きたかった国のうちの1つ。

複雑な問題を抱えた国だからこそ、その国の人に実際に会ってみて話を聞いてきたいと思います。

乞うご期待。

 

 

 

 

 

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